うちで大きな存在感を放っている代表選手、それは古い婚礼家具!!
30年近く経つのにどこも壊れることなく、部屋の奥でーんと存在感を放っています
処分するにも引き取り手はなく、大金はらってお願いするしかなくなりました
ただ、その覚悟ができずいつまでも共に生活しているのです
嫁入り道具

昭和時代の嫁入り道具のひとつとして運ばれてきた婚礼家具
結婚の際に親が買ってくれたもので、和ダンス・洋服ダンス・整理ダンスの家具セットのことです
この他にも鏡の付いたドレッサーや下駄箱まで(今じゃ信じられない)
衣類を整理する家具として役割を担っていたのですが、今や住宅環境が変わっていますもん
時代と共にこんな大きな荷物を持って結婚する人はいなくなりました
新築の家にはクローゼットが付いていて、このような家具は必要なし
モノを持たないスッキリした生活をしているのがおしゃれで、まったくもって時代遅れなのです
10年前にも引越しをした時に厄介だったのが、この家具たち(;´Д`)でした
手放せない訳
部屋のスペースをとって本当に邪魔なんですけど、手放せない理由があります
1.収納量があって衣類の整理がしやすい
2.桐のタンスは虫が付きにくい
3.親が健在のうちに処分しかねる
↑特に3
きっと、これが気持ちに踏ん切りつかないのです
移動できる?
リビングダイニングの隣に和室が続く、わが家の間取り
和室に洋服ダンスがあると、着る服を決めたら寝室か洗面脱衣室へ持っていき着替えをしています
一度で決まらない時は、服を持って行ったり来たり
誰もいなければその場で着替えますが(;´∀`)
どちらにしても居間にはホコリが舞っているでしょう
大きなデメリットはこの家具のせいで、和室のスペースを大きくとられています
わんこのケージも家具の跡地へ移せば、ベストポジション!
数日悩んだ挙句、空いている部屋に移動してみようと決心
さてここで問題が一つ、どうやって移動させるのでしょう
これだけ大きく重い家具を...
業者にたのめば4~5万かかる
自分たちで動かすには、、引きずるしかありません
「家具すべーる」という便利そうな物を2種類用意しました
が、しかし貼って試すこともなく結果はでました

これは奥の部屋には入らないよ!
もう少し早くいってよぉ(;´Д`)
縦横奥行きもあり廊下を曲がれない、マッチョの引越し屋さんならまだしも、か弱いおばあとおじいでは到底無理だと(・.・;)
この大きな家具を動かすには、部屋の間口に当たり入れることは無理だと判明
せめてもの救いは、行動する前でよかった
ふりだしに戻る

移動するには整理しなきゃと思っていたので、洋服の片づけがはかどりました
着ていないもの、汚れたもの、思い出だけのもの、
タンスの中はきれいにスッキリしています
着物を入れる竿には、季節ごとにニットを入れたら使いやすくなりました
普段したことのない、表面の前板や扉を丁寧に拭きあげてみました
ホコリは舞うし、場所を空けることは叶いませんでした
時代と共に必要とされなくなった邪魔者扱いの家具ですが、
両親が訪ねてきても、心痛むこともなく
気持ちはスッキリ、このままこの家具と生きていこうと割りきれました
いつの日かこの家を去る時まではね
では
ごきげんよう
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