7才になる愛犬は子犬の時、トイレのしつけをすんなり覚えてくれたので苦労しませんでした。
ところが数年前から気づけばトイレはお散歩で。特に大ですね。外でしかやらなくなっていました。
だんだんオシッコもガマンするようになってきて困ります。シニアになると体の調子も心配。
案外このケースで困っている飼い主さんは多いようです。
今のうちにトイレトレーニングをやり直そうと思いチャレンジ!
結果は日に2度ほどは家でトイレができるようになりました。
外でしか排泄しないと困ること
まず、どうして外でしかトイレをしないと困るか考えてみます。
雨や台風など荒れた天気の時にも外に出ないといけません。
お留守番が長時間になる時やペットホテルに預ける際も心配です。トイレをガマンするようになると膀胱炎や尿路系の病気の心配も。
飼い主の具合が悪い時も同様で、わざわざトイレのために外へ連れて行くのは大変なことです。
また近年言われているのが、災害時などに周りの方への配慮もしなくてはいけません。愛犬がきちんと決められた場所で、用を足してくれるのが何よりです。
外でするようになった訳
子犬の時にできていたトイレ。外のお散歩の時しかしなくなったのには理由があるのでしょう。
わが家で考えられるのはこんなところ。
- 決まった時間のお散歩で外でする習慣がついてしまったから
- 部屋で失敗をした時、叱られてしまったから
- 外の方が気持ちいいから
- 犬の習性によるもの
- 他の犬の臭いで誘発され、自然に外だけで済むようになったから
散歩中にするのが習慣に
「お散歩=トイレ」
これが習慣になり、散歩の時以外はオシッコを控えるようになってしまうケースが多いようです。
おそらくわが家もそう。
夜になってもトイレをしないからと、わざわざ夜トイレのために外へ連れて行ったりしていました。
こうすると犬も待っていれば外に行ってトイレができる、となってしまうかも。ガマンさせるのがいやでせっせと外へ連れ出していました。
できていたことができなくなったと思っているのは飼い主の方。
犬にとったら単に毎日の習慣からトイレのタイミングが外になっただけかもしれません。
失敗を叱った
これも過去に思い当たることが1件。
ある日トイレ以外の床に💩う〇ちがポトン!そそうをしたことがないので、びっくりしてわたしが大騒ぎしたことがあります。
特に強く叱ったつもりはないんですが、いつもの声とは違い騒いでいる姿は、犬にとって怒られた経験になってしまった可能性もあります。
犬の習性
本来の犬の習性も考えられます。
家の狭いトレーの上でするより、外のフカフカした草の上の方が気持ちよさそうです。
他の犬の臭いをクンクンしながらそこへ上書き保存。終わったら女の子なのに、ものすごい勢いでうしろ足で蹴ってます。
本犬はとても満足気。
家のトイレはいいいとこだよ
犬は本来、人の見ている所やにぎやかなところでトイレをするのは好まないようです。
無防備な姿になるわけですからね。
トイレチャンスを見逃さない
普段の行動からトイレに行くタイミングを観察するようにしました。
昔は朝起きた直後やごはんのあと、水を飲んだあと等が多かったはず。
オシッコをしそうなタイミングを狙って「トイレ!」と声をかけトイレの場所へ誘導します。または抱っこして連れていきます。
トイレ!ここだよ!
でないけど。。
そう簡単にはいきません。
犬がオシッコした時に「トイレ」と言い場所と関連付けるのはできても、してない時はムリでした。
時間をかけてまちます。正しいやり方はした時に「トイレ」または「シーシー」と声をかけてみるとよいようです。
飼い主のトイレの臭い
こんなやり方も試してみました。
人がトイレに入った所を犬に認識させます。
トイレの臭いで、もよおしてはくれまいか(;´Д`)
ママは今しますよ~
シーシー
今はでないよ~
犬の排泄じゃないので、誘われてオシッコをするというわけにはいきませんでした。
これも何度かトライしたけどダメでした。
「ママもトイレだから、トイレしておいで~」って。このコマンドでは伝わりませんよね。
「もってきて」「さがしてきて」「こっちへおいで」などはできます。
「もっていって」「あっちにいって」など向こうへいく意味は理解できなかったのです(-_-メ)
ほめるしかない
犬は人が見ていない場所を好むといいました。
バルコニーの花の水やりをしている間、別の部屋で片付けの最中、こうしてブログを書いている間。
愛犬から目が離れた時に成功することが多くなりました。
やはり、運よくトイレができた瞬間にすかさずほめる!これしかありませんでした。
オヤツのごほうび付きです。オシッコをすると→ほめられた!家でするといいことがある。と思わせたら成功です。
犬は賢いので覚えると習慣にしていくでしょう。
頭がいいからゆえに、「ほめられるからオシッコをしよう!」と、したフリをする時もあります。
それでも構いません。毎回ごほうびがもらえるわけではありませんから。毎回オヤツを上げることを習慣にしない方がよいのです。
外でも家でもできる犬
いろいろやってみましたが、トレーニングの成果なのかどうかは別にして家でも外でも自由自在。
これで嵐の日にわざわざトイレに連れ出す心配はなさそうです。
トイレは体の大事なバロメーターでもあります。根気よく見守りましょう♪
では、
ごきげんよろしく!ワン
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