パーキングブレーキ解除しないまま走行したらどうなる?ベテランのドライバーも注意が必要

今年は桜の開花が早くていそがないと、見れなくなりそうです。

車を運転しながらついつい、うわぁ~きれいだなぁ。なんて
外の景色に目を配らせていたりすると危険ですよね。
私は通勤にも使ったりするので、運転には十分注意していたはずなのです。

その日の私は、桜に目を奪われていたわけでもなく、
いつもと同じように運転席につき、いつもと同じように走行しはじめたのです。

思い込みとはこわいもの

今乗っている車は親から譲り受けたもの。もう2年になるので慣れて
とても運転しやすい車です。
サイドブレーキと呼んでいた以前のものと違って、
足で踏むタイプの踏み込み式のパーキングブレーキです。
乗り始めた当初は慣れないためにたびたび
パーキングブレーキを解除するのを忘れそうになりますが、
警告灯ランプのおかげもあってすぐに、気づくことができていました。

はずが、、、

走行中、幾度か赤い警告灯ランプを目にしながらも、
いつもと違うことに気にも留めないでただ黙々と運転していたのです。

あれ?なんか変だな。

思い込みとはおそろしい。
点灯している警告灯はなんのためにあるのか?オレンジ色のランプが知らせてくれているのに。
しかしその時の私は。。。

うん。コレはこれでいいのだ!

たぶん見ているようで見ていなかったのかもしれません。ヨシ!って確認している自分を今は説明ができませんが、とにかく会社に向かうために止まることなく運転を続けていたのです。

思い起こせば道路の混みもあってスピードは上げられずタラタラ走行。
軽くブレーキを踏んだ時、車体がエンストをおこすような震えを感じて、あれっ?
今朝は寒いからかな。

念のため言っておきますが、私運転歴40年のベテラン!

どれだけ苦しかったことでしょう、、(車さんの気持ち)

何度かエンストになりそうな車体をなだめるように、優しくブレーキを踏み
警告灯のランプには目もくれず走行し続けます。

車、めっちゃ訴えてるじゃん!早く解除してくれ~

しだいに下り道のせいか、改善したようにも感じて更に走行するわけです。

むむっ?こりゃパンクかな??

国道に入り60キロになろうという時です。まるでガタガタ道を走っている?って
思うような音がなり響きだしました。流石にこれは異常音です。
以前タイヤに釘を踏んでパンクしたときのような音。
おかしいぞ、またパンクか?
パーキングブレーキ以外のことだと思い込んでる思考回路、どうなってるのでしょう。
思い込みというのは本当に怖いです。他の選択肢が出てこないのでしょうか。

こわい、こわい。

そうしながらも警告灯を付けながら、なんとかかんとか、
走り30分ほどで仕事場に到着しました。
よかったー。無事ついた。

ほっと一安心して
駐車し踏み込み式ブレーキに足かけたところ、

ん?、、あれ?かかってる?、、、どゆこと?

時すでに遅し10キロも走った後のことでした。

その後車両点検をしてもらい修理を終え、
今日も無事に運転できておりますが
お恥ずかしい失敗談です。

パーキングブレーキの仕組み

パーキングブレーキは主に停車する時に、静止の状態をキープさせるために使用します。
運転席の脇にあるのでサイドブレーキとも言われていますよね。

多くはレバーを引いた際にワイヤーが引かれて、その張力によってブレーキ機構のリンクが働いて、後輪2輪にブレーキパッドを締め付けている機械的ブレーキなのです。

パーキングブレーキをかけた状態で、車のエンジンがかかっているとメーターパネルのブレーキ警告灯が赤く点灯して知らせてくれます。走行中に使うフットブレーキと違って、停車状態を維持する補助的なもので、フットブレーキに比べると制動力はかなり低いものということです。

慌てている時、パーキングブレーキをかけたまま、うっかり走行し始めてもなかなか思うようにスピードが上がらずにあれ?と思ったり、ブレーキ警告灯の点灯にようやく気づき、慌てて解除したという経験のお持ちの方もいるかもしれません。

このように、かけたまま走行し出して「引きずる」程度の制動力しかありません。

パーキングブレーキの種類

パーキングブレーキは形態によってさまざまな種類があるようです。

  • レバー式パーキングブレーキ
    運転席の脇の床にあるレバーを引き上げるとブレーキがかかるタイプ。
    乗用車では1番多いのでなじみが深いです。
  • 足踏み式パーキングブレーキ
    足で踏み込むことでブレーキがかかり、もう1度踏み込んで解除するタイプです。
    うちのはコレ。
    脚力を使ってペダルを踏み込めるので、女性や高齢者でもしっかりブレーキがかけられます。
  • 電動式
    近年は電動化が進み、ボタンを押してスイッチを入れるタイプも増えているようです。

最悪の場合とても危険な状況に

今回は大事には至りませんでしたが、長い距離を解除せずに走行していると
焼き付けを起こして焦げたにおいがしてきたり、最悪の場合火災を起こしたりするそうです。

早めに気づくために注意すること

  • まず第一にブレーキ警告灯がついたら異常ランプなので点検する!
  • 異常な音や異臭に注意する!
  • 定期的な調整や点検をおこたらない。
    しばらく使用しているとワイヤーが伸びてきたり、レバーやペダルの引きしろ、踏みしろが緩んで大きくなってくるためワイヤーの巻き直しなど定期的に調整が必要なようです。

うっかりミスを防ぐために

よくブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故のニュースも聞きますが、今回の私のように
思い込みによって突っ走ってしまわないように、注意しなくてはいけないと反省しました。

月並みですがミスを防ぐために、やはり運転する際は慌てず、余裕をもって運転することが大切だと思います。あとは目、耳、鼻などの五感を使っていつもと違うということに気づくことも大切ですね。

では、ご安全に。

ごきげんよう

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