高齢の両親が車で30分くらいの所に住んでいます。
昨年18年可愛がっていた愛犬は虹の橋をわたり、ふたりの生活は少し張り合いがなくなっています。
仕事が休みの日には顔を出すようにしていますが、段々と心配なことも多くなっています。
なにせ母親はかなりのアナログ人間。そのうえ頑固。
父は比較的なんでも調べるチャレンジ派。ただしこちらも頑固は変わらず。
2人とも耳も遠くなり電話での対応では、らちが明かないことも増えます。
歳をとるとできないことも多くなり、不自由な生活になっていることもわかります。
いずれ私たちも通る道ですから。
離れた家族の心配なく、そばに居られたら幸せだなって最近は思うようになりました。
近い将来の親との同居を視野に入れた暮らし方を考えてみました。
心配事
90歳近い親ですから、耳が遠いのはしかたない。電話での話が全然かみあわず互いに大きな声を張り上げてはなします。が少しイラッとくることも。
はなしたいことだけ勝手にはなし、こちらの話を聞きません。
面と向かって話をしている時でも同じ。これは高齢者共通ではなくうちの親だけかも。。。一緒に暮らすとなると、きっとやかましいでしょう。
熱中症になる
去年のあの暑い夏を覚えていますか?
部屋にいても、喉が渇く前に小まめに水分をとるようにしつこく話していましたが、
ある日母からふらつき・めまいの症状がでてSOSが。
あわてて病院へ連れていくと水分をとっていないようで熱中症だと。血圧が急上昇して驚くような数値。
そこでも「水は飲んでいます」と言い張っていましたが、この夜には再び救急病院に行くことになり、高齢の親だけで暮らしているのは心配だなあぁと思ったのでした。
ちなみに1年前には父も部屋にいて熱中症を発症しています。
夜トイレに何度も起きるのが嫌だからと水分を控えたようです。
また歳をとると喉の渇きも感じにくくなるようです。
キャッシュレス時代にのれない
今や現金を使わなくても生活には困らないです。
クレカや何とかペイだらけですから。私もここ数年はお財布から現金を出すのはほとんどなくなりました。それだけ世の中はキャッシュレスに便利に。
ただ、それを使いこなせない親たちは、とても不便な思いをしているようです。
まず母はいまだに、郵便局や銀行の窓口でお金のやり取りをしています。時間はたっぷりあるので惜しみなく使います。
その方が安心だと(・.・;)
何とキャッシュカードを使えません!これには驚きました。
今年の春には母が使っている最寄りの銀行から窓口業務が消えるそう。ATMだけになってしまいます。
人がいない所でわからないことがあったらどうしたらいいのか、母は今からすごく心配しています。
しばらくは付きそうことになりそう。
同居がストレスになる原因
今までと生活リズムの違う家族が一緒に住むということは、、
お互いに我慢しなければならないの?
せっかく一つ屋根の下に住むのなら、お互いを尊重して楽しい生活を送りたいですよね。
役割分担
家事の分担などはざっくりとルールを決め、高齢な親であってもできることはおまかせ。
いきなり何もかもやらなくていいでは、ボケてしまいます。
母の得意分野は活かしてもらい頼りにします。お味噌を作ったり、お赤飯を炊いたり料理の腕は健在です。
車を出したり買い物はしんどいので私の役目。
家事の分担は細かく分けなくても、忙しい時やしんどい時に代わってもらえる人がそばにいるだけでいいと思っています。
あまちゃんか?現実を知らないな!といわれるかも。
手伝おうか?
洗濯物や布団など手が上がりにくく、干すのに大変なことも見つかりました。
様子を見てうまくできない時にも余りめくじらたてない。
「手伝おうか?」って声かけを。
きっちり働くパートの仕事じゃないんだから、お互いに手伝い合う気持ちがちょうどいい気がします。
プライバシーを守る
実の親子であってもプライバシーは保ち、あまり干渉しないのも大事かと。
生活のリズムを重ならないように工夫してお互いの暮らしを尊重。
今までゆっくりした自分だけの時間がなくなり、窮屈な暮らし方になってはストレスがたまります。
はじめに決めたルールにしばられず、お金の使い方や分担はその都度話し合いながら決めていくのもいいと思っています。
ゆくゆくは親との同居をするかもと思いながらも、もう少し、もう少しと。
今から気持ちの余裕を持って、覚悟していかなければなりません。
心から思うのは、穏やかに笑顔で残りの人生を送りたい。それだけです。
では、
ごきげんよう。
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