[冬の手仕事]干し柿は身も皮も余すとこなし。おいしい楽しい冬支度

このところ朝晩はぐっと冷え込み、日中は小春日和が続きます。

今朝起きてバルコニーに出ると

ん??この時期に?

ふわ~と飛んできたのは

赤とんぼ!

11月初めも夏日になったりしていたから秋を飛び越し、とんぼさん調子くるいますよね。

気持ちわかります。

そろそろおいしい柿の時期も終わりに近づいてきました。

10月お店に出始めてから大好きな柿を毎日のように食べて堪能。

締めくくりは渋柿を取り寄せて、手作りの干し柿づくりになります。

ビタミンCたっぷりの自家製干し柿、旬のモノを美味しく健康にいただきましょう♪

食べチョク活用

わたしは「食べチョク」というサイトを使いネット購入することがあります。

旬のフルーツや野菜を生産者さんの顔が見れて購入できます。畑から採ったばかりの野菜やフルーツが、直送されるので新鮮さが違います。

試しに初めて購入したのが「生わさび」

これが思いの他おいしくてお刺身や年越しそばが絶品に。

味をしめサイトをちょこちょこ覗いては旬のフルーツや珍しい物を探しています。

今年頼んだ柿も大当たり。大きな「ひらたねなしかき」

8個も入って千円ちょっと。

柿がピッタリな箱にきれいに詰められ送られてきます。

「しゃきしゃき」と「とろとろ」

柿の食感には色々ありますが、この柿は実がしっかりしてるのに「とろとろ」した食感。
甘みが強くとっても美味しい柿でした。初めてのお店でしたが大当たり。

ごちそうさま。

お礼の「おいしかったよ!」レビューしておきました。

渋柿作り

甘い柿でも干し柿を作れるそうですが甘いのはもったいない!

渋柿を用意します。

JA農協などに行って調達したり、運よくご近所さんからいっぱい頂ける年も。

今年は「ふるーつかんぱにー」というお店から取り寄せました。

愛宕柿(あたご柿)10㎏愛媛産。

ネットでの口コミが良くて値段もお手頃。

試しにと思い買ってみたら大きな段ボールで持ち上げられないほどの量。

干し柿にするには、黄色い柿でも大丈夫。T字の枝付きです。

数えてみたら49個も入っていました。

ぬれタオルでふく

柿の汚れをぬらしたタオルでふいていきます。

皮はむくからここは省いてもいいようですが、うちは皮も食べる為きれいにしておきます。

愛媛からよく来たね~
1つ1つ丁寧にふいていきます(*‘∀‘)

皮むき

上にぴらぴらとついた葉っぱをハサミで切り、ピーラーで皮をむきます。

右手が痛くなってスピードも落ちてきますが、丁寧にひたすら皮むき。

葉っぱのある上からより、下からむいた方がやりやすいかも。この時T字の枝を取ってしまわないように気を付けます。

むいても、むいても、まだあります(;´∀`)

あとで皮も活用するのでザルに入れておきます。

ひもでしばる

麻ひもまたはビニールひもを用意します。

右手で犬の鼻あたりのひもを下へもっていく

裏側にかさねて蝶々の形

右側の丸をパタン左にかさねる

この輪っかをT字の枝にはめて両端をしっかり締めます。

少し間をあけて同じように次の柿を取り付けていきます。

このやり方を覚えると、ひもをあらかじめ50cmくらいにカットしておかなくてもよいので便利。

落ちないようにひもをしっかり縛れる上に、途中の柿を食べたい時も輪っかを広げればOK!

だいたい5個ずつくらいがちょうどいい塩梅。夢中に縛っていてうっかり写真を撮り忘れました。

熱湯で消毒

あとひといき!

大きな鍋にお湯を沸かして、グラグラしている所へひものついた柿をドボン!
5秒ほど数えて引きあげます。

外に干す

すべて大きな柿だったので、軒下に設置してあるすだれフックには重さに耐えられず。
数本だけ取り付けて残りは布団干しに。

ここでも日当たりよく、風も通るので大丈夫。

キラキラ陽をあびてきれいに光ります。

約2週間くらい経ったら出来上がります!

待ち遠しい時間。雨に当たらないよう気を付けます。

1週間経過

干し始めてちょうど1週間。軒下に干した分です。

触ってみるとまだ固くずっしり重いです。手で優しく揉んでみます。

2週間経過

ひと回り小さく、干し柿ぽくなりました!完成です。

切ってみるとこんな感じ。とろっ~としておいしいです!(^^)!

「市田柿」のように、白く粉を吹かせるには紙箱に入れて
更に冷蔵庫で寝かせます。

うまくいったら写真アップしますね。

完成したら食べる分を残してすべて冷凍保存。お正月用にお茶うけにしばらく楽しめますよ。

柿の皮までたべちゃう

皮も天日に3日ほど干します。からからにしてからブレンダーをかけて冷凍庫で保存。
粉なので凍りません。うちではカレーや煮込み料理に隠し味として。
甘み、うま味が増すように思います。

「柿が色づくと医者が青くなる」ってことわざがありますね。

柿が赤くなる秋は天候がよいので体調を崩す人は少なく、
医者は商売にならずに青ざめる、って意味。きっと健康効果も手伝って生まれたことわざなのでしょう。

天日に干して作る干し柿はとっても栄養もあって捨てるところなし。

以外に簡単にできるので渋柿が手に入ったら、是非お試しください!

では、ごきげんよう。

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 身の丈暮らしへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村
タイトルとURLをコピーしました