今年は父が亡くなり初めてのお盆を過ごしました。
これまでよそ様の玄関先に出ているナスやキュウリにあまり関心を寄せることもなく、この歳までお盆の意味も深く考えずに過ごしていました。でも今年は想いひとしお。
妹と「もうすぐ逢えるね!」って。
精霊馬は父を乗せて帰ってくるお馬さん。どこから見ても私たちにはキュウリには見えません。走って帰ってくる脚の形にして家族でにぎやかに迎えました。
祭壇を飾り、たくさんのお供えものをして、目印になるようにと提灯をともしました。
夕方になって迎え火をすると、どこの家庭にもご先祖様がいっせいに帰ってくるのだそう。
提灯を買ったときに店員さんが話していました。
普段はあまり贅沢をしない母が奮発をして買った、岐阜提灯✨
やわらかな藤の花と紫色のキキョウが浮かび上がります。
一気に我が家にもお盆が来た感じです。
祭壇に飾られた父の写真は穏やかに微笑んでいて、今にも話し出しそうな気がします。
父の好物が並ぶテーブルをみんなで囲み、まだ鮮明に残る記憶をたどりながら笑い合いました。
これまでいた人が亡くなるということは、こういうことなんだ。
いずれみんな通る道です。
毎年ご先祖様との対話で人は癒されていくのでしょう。
この夜、はじめて父の夢をみました。
また来年みんなで待っていますね。
ごきげんよう
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